仕事や日々の忙しさに少し疲れたとき、ふとGoogleマップを開きたくなる。
私は旅するのが好きです。
実は今回の旅先については、事前に決めていました。それが神楽坂と飯田橋です。
事前情報では、古き良き街並みと、どこかヨーロッパの風情を感じさせる水辺の景色があるとか。
地方に住んでいる私にとっては、どこか異国のような、少しだけ背筋が伸びる場所に感じました。
今回はそんな神楽坂・飯田橋エリアを、
Googleマップを片手に、日帰りで気の向くままに歩いてみました。
その中で出会った、心に残る場所や味をお届けして行きますね。
それでは行きましょう!

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🍡 神楽坂通りで食べ歩き。ちょっとずつ、気楽に。
東京メトロ東西線神楽坂駅を出ると、想像していたのとは違い、静かな住宅街が広がっていました。
東京と言うと、騒がしいイメージがあるけど、この神楽坂については落ち着いた街並みらしい。
五十番本店|坂道のスタートに、あったか肉まん

神楽坂駅を出て5分ほど歩くと、老舗の肉まん専門店 五十番本店に到着。
カウンターを飾るあったか肉まんたち

カウンターにはたくさんの種類の肉まんたちが並んでいました。
コンビニなどで冬の風物詩として登場する食べ物でありますが、こちらの店舗では四季を問わず食べることができます。
手のひらサイズとは思えない重みで、お腹も心もほっこりしそうですね。
東京観光で神楽坂に来た。食べ歩きがしたいとなれば、こちらの店舗は来店する価値はありそうです。
神楽坂地蔵屋|懐かしさを感じる、素朴な甘さ

五十番本店からさらに10分ほど新宿寄りに歩くと、神楽坂 地蔵屋という和菓子屋を発見。
住宅に隣接してる厨房からは、手焼きの煎餅や、みたらし団子の優しい甘さが漂っています。
子供とお年寄りに人気の手焼きの煎餅

こちらは神楽坂 うす手焼煎餅。
歯が悪くても、歯がなくても、小さな子供から、
おじいちゃん・おばあちゃんまで、サクサク食べれる極うす手焼煎餅。
味が濃くならないように、刷毛でそっと、こだわりの醤油をつけているそうです。
煎餅もきになりますが、私はみたらし団子を食べてみたいですね。
美味しそう!
パン・デ・フィロゾフ|香りまでごちそうなパン屋さん

今度は東京メトロ東西線神楽坂駅に戻り、北へと歩きました。
閑静な住宅街が歩いていると、香ばしい良い香りがしてきます。そうパン好きの間で話題の店パン・デ・フィロゾフです。
パン・デ・フィロゾフは、神楽坂にあるフランス伝統スタイルの本格ブーランジェリーです。
ブーランジェリーはフランス語でパン屋さんの意味です。
大人気のクロワッサン

フランスパンの職人が作るクロワッサン。
ひとつ手に取ると、ふわりと広がるバターの香り。
その軽やかな質感に、思わず「これは…」と声が漏れそうになるとか。
歯を立てた瞬間、「サクッ」と小気味よい音が響き、きめ細かく折り重なった層から、バターの深いコクが口いっぱいに広がっていきます。
決して派手な味ではありませんが、
ひと口ごとに丁寧な仕事ぶりが伝わってくる、
そんなクロワッサンですね。
店内は落ち着いた雰囲気なので、興味を持たれたら一度足を運ぶことをおすすめしますよ。
🏮 かくれんぼ横丁|時間が止まったような石畳の世界

今度はJR飯田橋駅近くまでやってきました。
とある路地を一歩入ると、そこは別世界。
ここはかくれんぼ横丁と言います。
石畳と黒塀、ひっそりとした料亭や木造の建物が立ち並ぶ横丁です。
お店のラインナップは、高級そうなお店が多く私のような一般人は入れそうにありませんでした笑。
しかしこの風情が何とも言えなくて、たとえお店に入らなくても江戸の静かな時間が流れる感覚を体験することができますよ。
ふと立ち止まって、音のない風景に身を置いてみると、自分の足音すら心地よく感じる不思議な小道でした。
⛩️ 赤城神社|光と風が通り抜ける癒しの空間

さらに坂をのぼった先にある赤城神社にやってきました。
街中の神社は行ったことがなかったのでワクワクします。
左隣にはローソンがありますね。
赤城神社 本殿

道中、白い石造りの階段を登り本殿に着きました。
そこそこの広さがあり、比較的静かな場所に感じます。一つだけ違和感を感じたのが、神社の境内と隣にあるマンションがつながっていることでした。
マンションの玄関を出ると、すぐそこは神社になっています。珍しい風景ですね。
1300年以上の歴史を持つ赤城神社は、かつて群馬の赤城山から分霊を迎えて祀られた神社。
江戸の頃から牛込地域の守り神として親しまれ、今も地元の人々に大切にされてきたそうです。
ご利益は、良縁成就ということで良い出会いを求める女性に人気の神社になっているようです。
なるほど、地元に親しまれているから境内にマンションの出入り口があるんですね。
面白い!
☕ カナルカフェ|水辺の風にふかれて整う時間

神楽坂の坂道を下り、飯田橋へと向かう途中。
外濠沿いに、ゆったりと時間が流れる場所がありました。
ここがカナルカフェです。
元は東京水上倶楽部(1918年創設)というボート場のクラブハウスがあり、遊覧船が楽しめていた場所でした。
後に廃業し、現在はカフェとして2009年にリニューアルオープンしたそうです。
カナルカフェとモンブランとコーヒー

こちらのモンブランは、ラム酒が入っているのかほんのり香りがします。
マロンクリームはきめ細かく、しっとりとしたスポンジと重なり合って、口の中でやさしくほどけていきます。
甘すぎず、それでいてしっかりと満足感がある
そんな“大人のご褒美”のような味わいのようです。
過度に甘くない上品な味が、美味しそうですね。
カナルカフェと水上テラス

※テラス席はセルフサービスのようです。
そしてこちらが店外に設置されているテラス席です。
店内にはレストラン席もありますが、晴れた日には屋外で食べるのが一番!テラス席に来ました。
ヨーロッパの水上都市を思わせる静かなテラス席。
前方には、牛込掘りの水面がきらめき、青空がそっとその上に重なっていてキレイですね。
日本ではあまり味わえない体験だと思います。
この風景を見ていると、普段の嫌な事も忘れられそうですね。
神楽坂、飯田橋 良いじゃないですか。
🌿 まとめ|ただ坂を歩いただけなのに、心が少し軽くなった
温かな肉まんと、ふわりと香る煎餅の甘さ。静かな路地、神社の風、小さな町のパン屋さん、水上カフェの余韻。
ただ歩いて、食べて、座っただけなのに、
なぜが心が少しだけ軽くなりました。
特別なことは何もない。だけど、ちゃんと癒される。
そんな日が、たまにあるだけで、明日が少しやさしくなりそう。
次回は下北沢や代々木辺りを散歩してみようかな。
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